香港の夜景

香港の夜と言えば、昔から「100万ドルの夜景」と言われるように、夜景が美しいことで世界的によく知られています。特に香港島のヴィクトリア・ピークからの夜景は古くから有名で、目の前に広がる光景には圧倒されます。香港島の超高層摩天楼はもちろん、天気が良くて空気が澄んでいるときには遠くの新界まではっきり見渡せます。最近では、ただピークに登って夜景を眺めるだけではなく、夜景が美しく見渡せるレストランやラウンジで食事やお酒をいただくのが、新しい夜景の楽しみ方のようです。

ピークには、幾つかのレストランがありますが、「ピークルックアウト」(元ピークカフェ)が昔から有名です。その他、対岸の尖沙咀にあるシェラトンホテルのスカイラウンジや、カオルーンシャングリラのナバ、そして近年、北京道にオープンした「ワン・ペキン・ロード」の中にあるレストランが地元の人々にも大人気です。中でも「アクア」や「胡同(フートン」には個室っぽい部屋があって、そこからの夜景は超一級です。

また、毎年、クリスマスシーズンから旧正月にかけては、特別のイルミネーションがビルの壁面を飾り、夜警もひときわ艶やかになったものですが、最近では毎夜催されるシンフォニー・オブ・ライツで、香港の夜景も数段華やかな一大イベントとして更に豪華に演出されるようになりました。毎夜20時からの10数分間、香港島ウォーターフロントにある香港コンベンション&エキジビションセンターや中国銀行、超高層のIFC2ビルなどの他、九龍半島側のビルも加えて合計30以上の高層ビルが参加する光と音楽のショーです。

高層ビル群にレーザービームやサーチライトが照らし出され、更に音楽も加わって今まで体験したことのない感動を演出してくれます。香港に滞在したら、絶対に見逃してはならないのがこのシンフォニー・オブ・ライツでしょう。九龍側のウォータフロントプロムナードからの眺めが壮観ですが、スターフェリー上から両サイドを見渡せるツアーなども出ています。このショーは、ヴィクトリアピークからは殆ど見ることができませんから、2日に分けてそれぞれの夜景を楽しむことをお勧めします。