香港国際空港

現在の香港チェプ・ラップ・コック国際空港は、1998年に香港で最も大きい島であるランタオ島に新しく開港した空港で、それまでは九龍地区に香港カイタック国際空港がありました。街の海沿いにあり、街中の高層ビルの間をかいくぐる様に離発着するその様は、かなりスリルがあったものでした。現在の空港は、街の中心部からは約30キロ離れており、空港ができるまでは辺りは何もない原野でした。その分広大な敷地を確保することができ、アジア有数の設備の充実した近代的な空港となりました。

香港の空港は広大で、到着ゲートからイミグレーションのある空港ビルまで遠い場合には、空港内を走るシャトルで移動します。空港ビルに着いたら、まずはイミグレーションで入国審査です。カウンターは居住者用とビジター用に分かれており、必ずビジター用に並びます。イミグレーションの審査が済んで入国したら、バッゲージのターンテーブルで荷物をピックアップ、税関を通って外に出ます。空港から市中への移動には機場快線(エアポートエクスプレス)をはじめとして様々な交通機関が市中との間を結んでおり、まったく不便を感じさせません。市中までのスピードでは機場快線が一番で、時速135キロの電車で九龍地区を通って香港島の中心部まで30分足らずです。

また、空港から街中の主なホテルに行く場合には、各ホテルまで直接乗り入れている空港バスも乗り換えもなく便利です。市中から空港に向う場合には、渋滞で時間が変わるバスよりも時間の変動のない電車が確実でしょう。また、機場快線の電車なら、香港駅か九龍駅でインタウンチェックインができますから、そこで荷物を預けてチェックインを済ませてボーディングパスを受取り、それから時間を計算しながら街中で過ごすことも可能です。その他、多少費用は高くなりますが、タクシーなら何も考えることなく目的地まで運んでくれます。

帰国時の空港での手続きは、難しいことは何もありませんが、ひとつだけ注意しておくことは、日本を出るときに大丈夫だった機内持ち込みの荷物のサイズが、香港の空港では認められないことがあることです。日本ではサイズはあまり厳格に言われませんが、香港では規定サイズをほんの少しオーバーしても機内へ持ち込むことはできません。トラブルにならないためにも規定サイズを超えることのないように事前にチェックしておきましょう。