香港のバス

香港は、元々がバス王国とも言われており、2階建てバスを代表としてその数多くの路線は香港島や九龍、ランタオ島、新界のほぼ全域を網羅しています。終点名は英語と中国語で表記されていますから、我々日本人にとっては比較的分かりやすいです。運賃は距離により1.2~45香港ドルで、赤のミニバス以外はお釣りが出ませんから、利用の際には小銭か交通カードのオクトパスカードを用意しておきましょう。中国ではバスのことを「公共汽車」と呼びますが、香港では英語読みで表記もそのまま音訳した「巴士」となります。香港を走るバスには、小回りの利くミニバスと大型の路線バスの2種類があります。

ミニバスは、小型で15~16人乗りとなっており、赤いミニバスは状況によって路線を変更することもあるバスで、乗客の乗り降りも好きなところで止めてもらったりと割りと自由にできます。運賃は降車時に支払う方式が多く距離によって変わり、お釣りも出ますが高額紙幣を出すようなことは避けましょう。緑のマクシキャブと呼ばれるミニバスは、固定した路線を固定料金で走っており、乗車時にお釣りは出ませんが、オクトパスカードが利用できるバスが増えています。ミニバスの料金は、普通の路線バスよりも若干割高となっており、2~22香港ドル程度ですが、その分小回りが利いて目的地へも早く着きます。ただ、降りる場所をある程度把握しておくことと降りる際に広東語で「落車」と告げる必要がありますから、一般的にはちょっと乗り辛いかもしれません。

路線バスは、日本と同様に決まった路線を走り、設置されているバス停で乗降しますから、観光客にも比較的利用しやすいです。また、バス停にはそこを通るバスの路線が表記されています。料金は、乗車時に運転席の近くに表示されている料金を払う前払い式で、お釣りは出ませんからちょうどの小銭がなければ余分に払う必要があります。路線バスでは、オクトパスカードも使えますからあらかじめ用意しておくのが便利です。バスを降りる際には、日本のワンマンバスと同様に車内のブザーを鳴らしてドライバーに報せます。路線バスは一般のバスと2階建てバス、エアコンの有無、路線番号などによって、同じ区間を乗ってもそれぞれ料金が違います。同じ区間を乗っても料金が違うのはおかしなことに思えますが、料金体系上、バスの終点が遠いほど高い料金となりますから、路線図で確認して終点が近いバスに乗るようにしましょう。