香港島北岸エリア(金鐘から湾仔)

中環から少し東に行くと、様々な設備が整った市民憩いの香港公園と海軍基地に囲まれた商業集中地区の「パシフィックプレイス」のある金鐘(アドミラリティ)エリアがあり、更に少し進むと湾仔エリアとなります。湾仔は、中環と銅鑼湾に挟まれたエリアですが、両エリアの発展とは対照的に長らく再開発からも取り残された寂れた街となっていました。古くは港町として大きく栄えていた湾仔は、かつては日本人街もある一大歓楽街でした。

ベトナム戦争以降、急速に衰えた湾仔は、近年の都市開発計画によって香港の行政や文化の中心地となり、経済分野でも中環に迫る勢いです。ウォーターフロントはオフィス街になっていますが、ショッピングモールや飲食店も数多く入る繁華街としての顔も持ちます。また、山沿い一帯には昔ながらの香港の庶民的な顔を持つ地域も残っており、新しい香港と古くからの香港っぽさ両面を併せ持つ街です。

湾仔には、香港の芸術や情報の発信基地となっている香港芸術中心ビルがあり、また1997年に中国返還のセレモニーが催された香港会議展覧中心ビルもあります。この香港会議展覧中心ビルの中は洒落たレストランやバーが多く入り、表の海沿いにはのんびり潮風を受けながら散歩が楽しめるシーサイドプロムナードがあります。